PayPayカードの支払いを延滞したら職場に電話が・・・

「PayPayカードの支払いが遅れると、職場に連絡が来るんだろうか…」

そう不安に思っている方もいるかもしれません。

結論から言うと、連絡は来ます。

何を隠そう、この私が経験者ですから。

そして、その経験は想像以上に気まずいものでした。

ある日、外回りからクタクタで会社に戻ってきた私に、同僚からの報告がありました。

「お疲れ様です。さっき、●●さんという方からお電話ありましたよ」

この言葉を聞いた瞬間、本当に心臓が止まるかと思いました。

知らない名前。でも、すぐに察してしまったんです。
「PayPayカードからだ」と。

分かっているのに、出られない電話

支払日を過ぎて、数日経ったころでした。

スマホに見知らぬ番号から着信が来るようになったんです。

PayPayカードからの督促だって、すぐに分かりました。

スマホが鳴るたびに、ビクッとしてしまう。

「今お金がないのに、電話に出てなんて言えばいいんだろう…」「次の給料日まで待ってくださいって言うのか？」とか、そんな言い訳ばかりが頭に浮かんで、結局、着信が切れるのをただ待つだけ。

電話に出るのが怖かったんです。

分かっているのに無視するって、結構、精神的にくるものがあります。罪悪感というか、自己嫌悪というか…。

そして、ついにその日が来ました。

同僚から「個人名からの電話」と聞かされた瞬間、頭の中で無視し続けた着信履歴がぶわっと蘇りました。

「そっか、ありがとう」と平静を装うのがやっと。

周りは普通に仕事をしているのに、自分だけなんだか空気が違う感じ。すごい孤独感でした。

「誰からだったの？」みたいな会話が聞こえてくるだけで、「私のことか！？」となってしまう。

もうオフィスにいるのが、ものすごく気まずかったです。

少し想像してみてください。

もし、あなたが私の同僚の立場で、その電話を取ってしまったらどうでしょう。

私、●●と申しますが、△△（私の名前）様はいらっしゃいますか？

相手は会社名を名乗らず、用件もはっきり言わない。

あなたならどうしますか？

怪しい電話だと思って、いったん切ってからその番号をネットで検索しませんか？

そして、もしその検索結果に「PayPayカード督促担当」なんて表示されたら…。

その瞬間、オフィスに気まずい空気が流れるのが目に浮かびます。

私自身、もし逆の立場だったら、きっと番号を調べてしまうでしょう。

そして、真実を知ってしまった時のあの何とも言えない気持ち…。考えるだけで、ゾッとします。

この一件で学んだのは、「逃げても本当に良いことはない」ってことです。

気まずいから、怖いからって電話を無視し続けても、状況は悪くなるだけです。

携帯で連絡が取れないとなると、次の手段として職場に確認の連絡をしてくるんです。

もちろん、延滞しないのが一番です。

でも、もし、万が一、私みたいになってしまったら。

もう腹をくくって電話に出たほうがいいです。本当に。

そうすれば、少なくとも会社に電話が来るっていう最悪の事態は避けられるはずですから。

あの日の、オフィスの重い空気と、一人で抱えた気まずさ。あんな思いは、もう二度とごめんです。